About Us / 守る会の活動について
台東区谷中は江戸時代よりの寺町であり、地域の人々が長年かけて住みよく、ほっとする暮らしと街並みを作り上げてきました。今では国内、海外からも多くの人が谷中の良さに触れるため訪れ、谷中に住みたい方も年々増えています。平成19年には「寛永寺、上野公園と谷中の街並み」が「美しい日本の歴史的風土100選」にも選定されており、地域はもとより、東京都、ひいては日本の貴重な財産となっています。
この5月より台東区谷中3丁目38番20他 (谷中3丁目7番9号・現住居表示)、のこぎり屋根の元リボン工場・印刷工場跡地に建設が予定されている(仮称)谷中3丁目マンション計画については、内容を検討した結果、近隣の環境のみならず、江戸からの由緒ある寺町谷中にとって多大な環境の変化・悪化を招くため、計画の見直しが必要と考えております。 今回のマンション計画は、9階建て、ワンルーム中心の賃貸マンションで、地域の環境・景観・コミュニティの上でも谷中の地域性にそぐわないものです。マンションおよびその住民が、江戸からの由緒ある寺町、住民同士のふれあいや助け合いのある安心安全なまちを共に作って行けるよう、協議の場を今後、建設事業主の伊藤忠商事および台東区に呼び掛けてまいります。 この見直し要望は、よみせ通りだけでなく、谷中地区全体の今後の暮らしと街並みを守り活かすための活動です。 「谷中の暮らしと街並みを守る会」では、地域みずからが「谷中らしいまちの姿」をまとめて発信し、台東区や東京都の支援も頂きながら、谷中に住む人、谷中で事業を営む団体・企業とが力をあわせて「谷中らしいまち」を共につくっていけるような体制を作ってまいります。 |
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